市民が健康に恵まれ、文化に親しみ、心豊な日常生活の安心と安全が保たれる環境のもとで、一人ひとりが心を尽くして互いに生命と人権を尊重し、悲惨な戦禍を再び繰り返すことなく、最愛の郷土に永遠の平和が達成されることを願い、私たち太田市民は、市制施行四十周年と平和都市宣言を記念し、ここに平和の塔を建設する。
市制施行四十周年と平和都市宣言を表わす二本の柱は、太田市の大地をしっかりととらえ、未来へ向かって力強く大空へ伸びている。その架け橋の上部で躍動する鳩の姿は、平和都市宣言をした市民が、真にその理念を理解し、恒久平和に寄与していく旺盛な活力を表わしている。中段には、市のシンボル、木の松とともに、利根川と渡良瀬川の清流に育まれた緑豊かな郷土を表現し、全体として太田市の都市像を象徴している。
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