金山城跡で確認された注目種は23種である。このうち「群馬県植物誌」で”まれ”とされている植物のうちコブシ、ウメモドキ、コウヤボウキ、ヤマナシ、ヤブムラサキの5種が確認され、コブシは南西端で2本、ウメモドキも南西端で5本、コウヤボウキは物見台より南側で多数確認された。また、「群馬県植物誌」で”ややまれ”とされている植物のうち、アオミス、シンミズヒキ、ヤナギイノコズチ、シロダモ、ヒサカキ、サイカチ、キハギ、ヤマガシュウ、ホツツジ、ツルドクダミ、ゴンズイ、ヒヨドリジョウゴ、ヤブラン、シラスゲの14種が確認された。さらに、地域的に分布限界近くにある植物のうち北方系のウラジロノキが確認された。 なお山頂部周辺における調査範囲外となった区域においても、”まれ”とされいてる注目種のタツナミソウや、”ややまれ”とされているギンミズヒキ、ヤマハッカ、観賞価値の高いキキョウなどが確認されているため、写真で掲載。 |
◆ヤマユリ |
◆ギンミズヒキ |
◆ゴンズイ |
◆ヒヨドリジョウゴ |
◆シラスゲ |
◆コウヤボウキ |
◆ヤブムラサキ・実 |
◆ヤブムラサキ・花 |
◆シンミズヒキ |
◆ヒサカキ |
◆キハギ |
◆ツルドクダミ |
◆ヤマガシシュウ |
◆ヤマナシ |
◆ヒサカキ |
◆ゴンズイ |