我が子の進路について考える  その1

センター試験が今年も終わった。全国では60万人が受験したという。
ひとりひとりの受験生にとっては自分の将来を決定づける真剣勝負である。
2月に入るとそれぞれの大学の入学試験がいよいよ本番に入る。それが一段落すると続いて高校入試がはじまる。受験生をかかえた父母の皆さんにとっては本当に胃がいたくなるような時期である。
受験生の皆さんには 体に気をつけてぜひこのつらい時期をのりきってほしいと思う。

一方テレビでは大学卒業生の就職氷河時代についての放送が流れていた。
世間では一流大学と言われている大学の卒業を控えた学生の就職活動についての放送であったがこの時期になってもまだ就職先が決まらず悩んでいるその顔がなんとも痛々しかった。一昔前ならばおそらく「引く手あまた」 でどの会社にするか悩んだに違いないのに。親にとって見ればこの子が大学に合格したときにはきっと「これで我が子の将来も安心」と思ったに違いない。

自分の将来に向かって厳しい競争にがんばっている受験生。一流大学の卒業を控えてなかなか就職先が見つからないで悩んでいる大学生。

この二つのテレビの放送を見て、我が子の進路指導のむずかしさを感じた父母の皆さんも少なくなかったと思います。
私も中学校在職のころの進路相談のことを思い出して身につまされる思いで放送を見たのであった。

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